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腹筋が効きにくい人は、ろっ骨(肋骨)が〇〇な人?!

こんにちは!ハピネスライターのこじろうです!

みなさん「お腹がでてきたな~」と感じることがきっとあると思います。
そんな時、お腹のお肉ばかりを摘んでいませんか^^; お腹のお肉を摘むのではなく、、、ろっ骨を触ってみてくださいね!お腹を引っ込めるべく筋トレに励むも「腹筋を使っている感覚があまりない」「トレーニング効果が実感できない」という声を度々耳にします。

実は、その大きな原因の1つとして実は【ろっ骨の形】が関係しているのです。
ですので、みなさんトレーニング前にはぜひ!ろっ骨も見てみてください!そこには意外な発見があるかもしれません。

ということで、今回は腹筋を鍛えたい方やお腹が気になる方に必須な!
ろっ骨の状態と改善方法についてまとめました!この記事を見ずに腹筋をしたらもったいないですよ~。どうぞ最後までお付き合いください。

ちなみに、【ろっ骨=肋骨】と書きます。私は最初は読めなかったので、念のため^^;

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腹筋に適切な肋骨の形とは?

肋骨って人によって違いがあるの?
と思う方がいらっしゃるかと思いますが、実はあるんです!

どう違うかというと、肋骨が【広がっている】【広がっていない】かという違いがあります。これは生まれつきの形ではなく、後天的に変化していきます。広がっている人の方が実は多いのですが、腹筋を鍛えるにあたり肋骨は広がっていない方が良いのです。

この肋骨が広がっていることを【リブフレア】といいます。それでは、このリブフレアについてもう少し詳しく説明していきます

◆リブフレアとは?

まず、リブとは肋骨のことで、よくお肉屋さんで「リブロース」とありますが、まさにそこです(ちなみに、ヒレは最も脂質の少ない部位で脂肪が気になる方はオススメです)。

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余談はさておき、そのリブ(肋骨)がフレア(広がっている)している状態のことを「リブフレア」といいます。

実際にお見せすると、
通常の肋骨とリブフレアした状態の肋骨では、以下の写真のような違いがあります。

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◆リブフレアのデメリット

では実際にリブフレアした状態だとどんなデメリットがあるのか?

・腹筋が使いにくい。
 →肋骨が正常な位置にないので肋骨についている腹筋が適切に収縮しない。

・お腹がでているように見えてしまう
 →肋骨が浮き出るので自然と体幹部が膨れて見えてしまう。

・腰を痛めやすい
 →お腹のインナーマッスルが働きにくく、腰で身体を支えてしまうので疲労が蓄積する

など、リブフレア状態だとせっかくのトレーニングが最大効果を発揮せずもったいないのです!また、日常生活においても【肩こり】など、身体への支障をきたすことも多いくなります。

 

なぜリブフレアしてしまうのか?

「では、肋骨を正しい位置へと改善するためのエクササイズを紹介します!」という前に、なぜリブフレアしてしまうのか?ここを知ることが重要なので、もう少しお時間をください!

リブフレアになりやすい方の特徴として、

・”胸”式呼吸である

・呼吸が浅い

・ストレスにより無意識に緊張状態が続いている

・睡眠の質に問題がある
 ※睡眠の質については、最後に別の記事のリンクを貼っておきますね。

など日常生活と強く結びついています。

1つでもあてはまった方は、既にリブフレアしてしまっている or 今後なるリスクがありますので、気をつけてくださいね。

リブフレアを改善する!エクササイズ

それでは、エクササイズを4つ紹介してまいります。

ちなみに、主には呼吸に関するエクササイズになります。
「呼吸とは?」を簡単にご説明すると、私達の肺は自発的に動いているわけではなく、筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで肺が動き呼吸ができています。この時に働いている筋肉(横隔膜)が肋骨についており、横隔膜が正常に働いていれば肋骨も正常な位置になります。そして腹式呼吸は横隔膜を適切に働かせることができる呼吸方法です。

お時間に余裕がある方は、ぜひ4つチャレンジしてくださいね。

①:リラックス 1分ほど

【ポイント】
・仰向けで膝を約90度に曲げ、ゆっくりと呼吸をし、眠たくなるぐらいリラックス(本当に寝ちゃダメですよ!笑)

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②:腹式呼吸をする 10回×1セット

【ポイント】
・①のリラックスをしたまま、できる限り深い呼吸をする(特に吐くこと意識)。腰と床との隙間がないように、やや腰を丸めてください。

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②:内側に押しながら腹式呼吸をする 10回×1セット

【ポイント】
・吐くタイミングで肋骨を内側へ押す(広がっている肋骨を閉じるイメージ)

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③:四つん這い腹式呼吸

【ポイント】
・背骨を全体的に丸めた状態で呼吸。肋骨を身体の中にしまいこむイメージ

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このようなエクササイズをすると、普段広がっている肋骨を閉じる感覚が身につき腹筋トレーニングの質が上がるのです!

また、実施してみると呼吸の深さや脱力感など、エクササイズ中と普段の状態でギャップを感じて頂けたかと思います。

日常生活での意識の仕方

日常生活での意識も大切になります。もちろん、呼吸を常に意識することは難しいので、隙間時間に軽く取り入れます。例えば、仕事で忙しい時やデスクワークなどで同じ姿勢が続いている時は身体が緊張状態になるので、休憩時間に腹式呼吸を10回(脱力しながら)実施してみてください。
このように、少しずつ日常で呼吸を意識する時間を増やしていくと、徐々に無意識でも腹式呼吸ができるようになるので、リブフレアの改善に近づいていきます。

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今回の記事では、腹筋トレーニングの質向上のために、肋骨を改善するエクササイズを紹介しましたが、リブフレアは下半身や上半身のトレーニングにも影響するので、腹筋を鍛えたい人に限らずぜひ実施して頂きたいです!デメリットにもあった通り見た目や腰痛にも影響があるのでリブフレア改善は一石三鳥の効果があり、とてもオススメです!

次回の記事では、腹筋のトレーニング方法について紹介しますので、ぜひ合わせてご覧ください!今回は以上となります。皆さんがよりよいトレーニングライフを送れますように!

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