こんにちは!はぎーです! 皆さん、冷凍食品はよく食べますか?
日々の食卓にも、お弁当にも大活躍な冷凍食品。唐揚げやチャーハン、パスタ、ハンバーグ etc... 最近はありとあらゆる冷凍食品がスーパーやコンビニの棚に並んでますよね。料理の時短はもちろんのこと、美味しい!しかも、お値段もお手頃なのも有り難い!!ですよね。
ただし、そんな優れものの冷凍食品にも少し注意が必要です。実は冷凍食品にも落とし穴が...
脂質が多くハイカロリーな商品が多いのも事実なのです。
そこで今回は、皆さんが良く購入するであろう「人気の冷凍食品」をダイエットや健康という点からレポートしていきます。ぜひ参考にして頂いて、冷凍食品と上手にお付き合いしていきましょう!!
冷凍食品の脂質に注意する理由
そもそもなぜ、冷凍食品に多く含まれる脂質に注意が必要なのでしょうか?
「脂質」とは食品に含まれる油のことで「糖質」「たんぱく質」と並ぶ三大栄養素のひとつです。主に身体を動かすためのエネルギー源となり、内臓機能を維持してくれる働きもある重要な栄養素。生きていくためには必ず必要であり”適量であれば”私たちの味方をしてくれます。
ポイントはこの「適量であれば」という点です。
(三代栄養素の他の2つ)糖質とたんぱく質はともに👉【1gあたり4kcal】
一方で脂質は👉【1gあたり9kcal】
実に2倍以上と非常に高カロリーなのです。当然ながら摂りすぎれば肥満につながりやすく、生活習慣病のリスクを上げてしまうなど、健康を害してしまう恐れがあります。冷凍食品は、その利便性から口にすることが多いため、意図せずに脂質を多く摂取してしまうのです。
ですので、健康を害さないためにも注意して商品を選ぶ必要があるのです。
人気の冷凍食品TOP10ランキングを脂質の視点で調査!!
さて、ここからが本題。今回はネットで掲載されていた以下の冷凍食品の人気ランキングTOP10を脂質の視点で”勝手に”調査をさせてもらいました (美味しさではなく、あくまでも脂質です!! ご注意ください) 。
このランキングに掲載されている商品を、脂質の量を基準に「ダイエットや健康増進にどれくらい適しているか」を採点していきます。
星★3つで満点!!ですが、残念ながら星★が1つしかつかないものも...。そのような商品に関しては、比較的脂質の少ない代替商品もご紹介いたします!
星3つ★★★ 脂質を気にせず食べれる優秀冷凍食品
脂質が少なく毎日食べても大丈夫!まずは優秀な冷凍食品2つをご紹介します。
✓6種の和惣菜 ★★★
脂質が少ないので文句なし!葉物野菜や緑黄色野菜を使用し、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるため、栄養バランスを整えるためにも毎日の副菜として活用していきましょう!
✓プリプリのエビシューマイ ★★★
意外とヘルシーなエビシューマイ。お肉を使ったシューマイではなく、エビを使っているシューマイを選ぶことで脂質を抑えることができます。 また「蒸し料理」というのも脂質が少ない重要ポイントです!!
星2つ★★ ちょっと注意が必要な食品たち
星3つの商品と比べると、ちょっと脂質が多め。満点!とまではいかないけれど、食べ過ぎなければ大丈夫です。多くとも2日に1回くらいには抑えていきましょう。
✓カップに入ったエビのグラタン ★★
脂質を多く含む”チーズ”グラタンではないことがポイントです。ただし、グラタンのソースには牛乳などの乳製品が使われているため、脂質が少しだけ多くなってしまいます。この点が星2つの理由です。
✓鶏つくね串 ★★
ヘルシーそうに思える鶏つくね。脂質の多い鶏皮も一緒にミンチにしていることが多く、少しだけ注意が必要なので星2つ。
✓お弁当にGood! ミニハンバーグ ★★
商品にもよりますが、もともと脂質の多い牛肉を原料に使用しているので、脂質は高めです。 ハンバーグの味付けにも注意です。例えば「チーズ ハンバーグ」を選んでしまうと一気に脂質が多くなり、星1つになってしまうので注意しましょう。
星1つ★…週2回までに!!
残念ながら、あまりダイエットや健康増進には向いてませんので、せめて週2回までに抑えましょう!
✓特から ★
みんな大好き唐揚げ!! 鶏肉を使用しているので、たんぱく質が採れるのは非常に良いのですが、やはり脂質の量はピカイチ。日常的に食べるのは控えたいですね。
✓北海道栗かぼちゃコロッケ ★
僕も大好きなコロッケ。ただし、健康面を考えると良い食べ物とは言えません。お弁当にコロッケというのは、お弁当にポテチが入っているようなものなのです。。。イモ類が悪いわけでは無いのですが、揚げてあるのが星1つの理由です。
✓お弁当にGood! パリパリの春巻き ★
中身は野菜が入っているのですが、揚げてあるのでどうしても脂質が多くなっています。野菜のかき揚げを食べているようなイメージに近いかもしれません。
✓白身魚タルタルソース ★
そのまま食べればヘルシーな白身魚ですが、これまた衣をつけて揚げてあります。それに加えて、マヨネーズたっぷりのタルタルソースまで...日常的に食べるのは避けたいですね!
星が1つ★の食品は、代わりにどんなものを食べればいいの?
では、星1つしか取れなかった冷凍商品の代わりとしては、何を選んだら良いのでしょうか? 主な材料は変えず、代替品となるものを考えてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。
✓唐揚げ ⇒ ささみ天や鶏胸肉を使った唐揚げ に変える
唐揚げも、使われているお肉の種類を変えるだけでヘルシーになります。 オススメは、ささみ肉・むね肉です。
写真の例でいうと、左側の商品では「モモ肉」が使われているのに対し、右側の製品では「ささみ肉」が使われています。同じ揚げ物でも、左は100gあたりの脂質は約9g、右は約5gで、4gの違いとなります。
脂質は1gあたり9kcalですので9kcal×4gで36kcal、これを続けていくと大きな違いになりますね。
✓コロッケ ⇒ スイートポテト に変える
おかずとデザートの違いはありますが、同じイモ類として同じくくりに。スイートポテトにも脂質を含むバターは入っていますが、コロッケとは違い揚げてはいないので、脂質の量をかなり抑えることが出来ます。写真の商品の場合、コロッケには1個当たり約6gの脂質、スイートポテトには約1gの脂質が含まれています。差は5gなので、約45kcalもの差になります。やはりこの違いも大きいですよね。
✓春巻き ⇒ 和惣菜 に変える
春巻きはシンプルな和惣菜に変えてみましょう。和惣菜には脂質がほとんど含まれていないので、大幅な脂質カットが期待できます。それだけでなく、体の調子を整えてくれるビタミンやミネラル、腸内環境を整えてくれる食物繊維もしっかりと摂れるのでオススメです!
✓白身魚フライ(タルタルソース付き)⇒ サバの塩焼き に変える
揚げてある魚ではなく、サバの塩焼きなどシンプルな焼き魚にしてみましょう。揚げ物などの脂質とは異なり、魚の脂は身体に良いEPAやDHAが豊富に含まれています。中でも、DHAは血流を促し、動脈硬化の予防や中性脂肪を下げてくれる働きがあります。
どうせ摂るなら体に良い油を摂りたいですよね。
お弁当に冷凍食品を使う場合のポイント
以上のようなことを踏まえて、お弁当で冷凍食品を使う場合のポイントについて、実際にお弁当をつくって考えてみました。
★おススメできない…お弁当
副菜として野菜が入っているのは良いですが、星1つの揚げ物が2つ(唐揚げとコロッケ)も入っています。これだと脂質の摂り過ぎに繋がってしまいます。
★おススメできる!!お弁当
上段のお弁当には揚げ物が入っていますが、これは脂質の少ない「ささみ肉」を使用したもの。通常の唐揚げを食べるよりも良い選択だと言えますね!
下段のお弁当は揚げ物がゼロ。これだけでも大きな違いですが、身体によい脂質が取れる焼き魚が入っているのも健康増進に嬉しいポイント。
副菜の量も多く、より健康的なお弁当になっています!
いかがでしたでしょうか?お手軽&美味しい!!冷凍食品は、もはや日々の食生活には欠かせませんよね(今回はあくまでも脂質の視点で★を付けましたが、どの商品も味は星3つ★★★でした!! という点はフォローさせていただきます 笑)。
だからこそ、今回の記事を参考に少しだけ脂質についても意識してみましょう。もちろん、ストイックに!!という訳ではありません。ほどよいバランスでチョイスしてみてくださいね。
以上、冷凍食品と上手に付き合っていきましょう!!というお話しでした。
ご精読ありがとうございました。
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