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フィジーク3大会を出場トレーナー陣が徹底比較&レポート!!

みなさんこんにちは。フィジーク大好き♡たっちーです。この記事をご覧いただいているということは「筋トレが大好き!!」で「ボディコンテストに出てみたい!!」という方だと思います。

今回はそんな方々のために、6年前くらいからフィットネス業界で盛り上がっているボディコンテスト「フィジーク」という競技について、実際に出場した3名のトレーナー陣の実体験をもとに詳しくご紹介してまいります。

大会に出場した3名のライターの写真

 

フィジークとは?

フィジークという競技のコンセプトは「海が似合うカッコいいカラダ(ビーチで目を引くカッコよさ)」です。そして、この競技に参加している人のことを「フィジーカー」と呼びます。「ボディビル」よりも手軽に参加できるのも魅力の一つです。

では、海が似合うカッコいいカラダとは何なのか?その審査項目として以下の5つがあります。

フィジークの審査ポイントの写真

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①ウエストが細くて肩幅が広い(きれいな逆三角形)

②適度な筋肉量(ボディビルより筋肉量は少ない)

③体脂肪が少なく引き締まったカラダ

④ポージングの出来栄え

⑤サーフパンツが似合ってる

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男性も女性も、やっぱり海では注目を浴びたいですよね(笑)それを室内のステージという場で体現している競技がフィジークなのです。

 

国内競技団体とその特徴&ポイントの比較

盛り上がりを見せているフィジークだけに、近年は競技団体数が増えたり、名称も変更になったりと、なかなか違いが分からず、どの大会に出ればよいのか迷ってしまう…というのも事実です。そこで、まずは競技団体ごとに簡単な比較をしてみました。

日本でフィジークが開催される団体は4つです。

APF(Asia Physique Federation

JBBFJapan Bodybuilding & Fitness Federation)

FWJFitness World Japan)

S.S.ASUMMER STYLE AWARD)

今回はハピネスのトレーナーが実際に出場したAPF、JBBF、FWJの3つの大会を取り上げていきます(あくまでも大会に出場したトレーナーによるリサーチ&感想ですので、正式には公式HPもご参照ください)

それではまずは、各団体の簡単な比較からご覧ください。特徴、レベル感など、ポイントをまとめた表が以下となります。

3団体の比較表

いかがですか?同じフィジークといっても、団体ごとにその特徴が微妙に違うのが分かるかと思います。

それでは、各団体が主催するフィジークコンテストについて、実際に出場したトレーナーから詳しくご紹介してまいります!!

 

APFについてさらに詳しくご紹介!!

こんにちは!けんけんです!まずは私が出場したAPFについて紹介させていただきます! 

APFのロゴと、出場したライターの写真

●カテゴリーについて

APFの特徴の一つが、そのカテゴリーのが多さです。上級者・初心者・学生・キッズ・ファミリーまで様々!自分に合ったカテゴリーを選んでコンテストにチャレンジすることができます!
*出場者数は、私が参加した2022年8月 APF ROOKIE OF THE YEAR CHAMPIONSHIPS大会時の参考人数です。

 

✓ジェネレーションクラス(上・中級者向け)

👉細かな世代別に分かれたカテゴリーで、JBBFやFWJにはないAPFならではの特徴です。同世代には負けたくない!友人と身長は違うけど一緒のステージに立ちたい!という方などにお勧めです。また、毎年の2月中旬〜翌年10月末までコンテストで1位~5位になっていると「JAPAN CLASSIC」という”年間王者決定戦”に出場できるという点も魅力の一つです。

APF ジェネレーションのカテゴリー表

 

✓ファーストタイマー(初心者)

👉(APFのコンテストにおいて)人生で初めてフィジークに出場する選手のみ参加できるクラスです。ですので、まずは試しに挑戦してみる!!という点でも初心者の方にお勧めになっております。

APF ファーストタイマーのカテゴリー表

 

✓ニューカマークラス(初心者)

👉2022年から世代別クラスで3位までに入賞した方は、同カテゴリーの再出場は出来ないというルールになりました(4位以降であれば何度でも出場可)。そこで、一人でも多くのフィジーカーに入賞・トロフィーをもらうという感動を味わっていただきたいとの思いで新設されたカテゴリーとなります。

 

✓キッズフィジーク(幼児~小学生)

👉筋肉作りに特化するのではなく、普段の運動やスポーツの中で自然に培った身体作りを披露する子供たちのための部門です。

 

✓ファミリーフィジーク(対象年齢無し)

→親子で肉体を披露する部門です。元気に成長している子供の姿を、家族(親、兄弟、親戚、夫婦)と一緒に披露する場所。家族揃って応援ができますね!!

 

 ●ステージの雰囲気

実際に出場してみた感想は”とても華やか”なステージでした!かっこいいBGM&ブルーの照明でとても興奮したのを覚えています。

ステージに並んだらゼッケンナンバーと名前を呼ばれ、他選手との比較審査に入ります。APFでは審査員からの指示で選手の位置が都度入れ替わるのが特徴。中央に近いほど上位の可能性が高いので、ステージ上の選手の入れ替えも緊張&見応えのひとつです。

APFのステージ写真

 

●ポージングの種類とポイント

フロントポーズ、バックポーズの二種類のポージングです。種類が少ない分、どうやって他の選手と差を出すか?が魅力であり、奥が深いです。

フロントポーズとバックポーズの写真

 

●当日のスケジュールと過ごし方

大会によって違いがあると思いますが、私の場合は以下のような流れでした。

APFコンテストの1日のスケジュール

ちなみに私は、音楽を聴いたりユーチューブを見たりストレッチなどして、出場までの時間をリラックスして過ごしていました。

出番1時間前からは、自分の筋肉を最高潮に張った状態で本番を望むべく、パンプアップ!本番を終えた後は、緊張からも解放!! 応援に来てくれた方たちと写真を撮るなどしていました。

最後に…APFの一番の特徴は”華やかさ”だと思います!ステージ上で輝きたい!!という欲求がある方はおすすめです!以上、APFのご紹介でした!

 

JBBFについてさらに詳しくご紹介!!

続いては、私こーへ―がJBBFについてご紹介してまいります。

JBBFロゴと、こーへーの写真

●カテゴリーについて

JBBF開催のメンズフィジークカテゴリーは下記の6つに分類されます。ご覧の通りで、40歳以上と以下。そのうえで、身長で細かく分類されているシンプルでわかりやすい!!カテゴリー構成となっています。

JBBFのカテゴリー表

大会によって異なりますが、各カテゴリーで20~30人くらい参加し、順位を競い合います。ちなみに、大会開催地が都心になればなるほど大会のレベルが上がってきます。

 

 ●ステージの雰囲気

照明に照らされ、BGMが流れているステージに登場し、ポーズをとっていきます。演出としては、他団体と比べるとシンプルかもしれません(ちなみに私が出場した時のBGMは、アベンジャーズのテーマソングでした!!)

JBBFのステージ写真

 

●ポージングの種類とポイント

フロントポーズ、サイドポーズ(左)(右)、バックポーズの4つの規定ポーズあります。JBBFは規定ポーズが多く、ポージングは少し難しめです、、、ですが、難しいからこそ、キレイなポーズが取れた時の達成感も格別です!

フロントポーズ、サイドポーズ、バックポーズの写真

 

●当日のスケジュール

大まかな大会当日の流れついて、私の実体験を元にお伝えします。私が出場した大会の場合、

JBBFコンテストの1日のスケジュール

このような流れでした。空いている時間は基本的にむくみ対策として仰向けに寝てじっとしていました。自分の出番が始まる30分前になるとパンプアップを開始し、筋肉に張りを出させました。

紹介は以上になります!ポージングが難しい所はありますが、JBBFはフィジークを純粋にスポーツとしても楽しみたい方にとってはオススメです。ぜひJBBFに出場してみて下さい!!

 

FWJについてさらに詳しくご紹介!!

それでは最後に、私たっちーからFWJについてをご紹介させていただきます!!

FWJのロゴと出場したライターの写真

 

●カテゴリーについて

FWJはレベルが高いとお伝えしましたが、初心者向けのカテゴリーもあるので、ご安心ください。初出場の方から、フィジークで唯一プロも目指せる最上位のオープンカテゴリーに至るまで、出場数やレベルで細かく分類されているのが特徴です。以下の表で下にいくほどレベルが高いカテゴリーとイメージして頂けるとよいかと思います。
*出場者数は、私が参加したFWJ大会時の参考人数です。
(※)は、過去にオープン及びノービスクラスで6位以内に入賞されてない選手のみ対象。

FWJのカテゴリー表

 

●ステージの雰囲気

基本的にステージの背景はブラック。BGMは洋楽のロックだった記憶があります。実際に参加して感想としては、EXILEにいそうな方が多い印象が強く...BGMや出場者の見た目などを踏まえると「イケイケ」な雰囲気でした!←伝わりますか?(笑)

FWJのステージ写真

 

●ポージングの種類とポイント

APFと同様に、フロントポーズバックポーズの2種類のみです。

フロントポーズとバックポーズの写真

たった2種類のポージングで順位が決まるので、「どうすれば肩幅を大きく見せられるか」「背中を大きく広げられるか」「自分の弱点を目立たないようにできるか」というようなことを考えながらポージングの練習を日々することが大切だと思います。

 

●当日のスケジュール

私が出場した大会では以下のようなスケジュールでした。

FWJコンテストの1日のスケジュール

出場までの間は筋肉に張りを出すためにパンプアップを行います。張りを出すためには、食事も大事になるので糖質を2時間おきに摂っていました。

 

 

大会出場にあたって…気になる小ネタ!!

 ●日サロ&カラースプレー

当然ながらフィジークは採点競技です。ですので、肌を焼いているのにも意味があり、黒いほうが筋肉の割れ目がはっきり見えるようになるので焼くことをオススメします。

また、カラースプレーも同様です。カラダが絞れているように見えるため、使用することをオススメします!(もちろん必須ではありませんが...)

カラースプレーをした写真

カラースプレーをするとこんな感じになります

【注意】カラースプレーは各団体が公認しているお店でやる必要があります。大会の前日にサロンに行ってスプレーを塗ってもらう方が多いです。

 

 ●サーフパンツ

 続いては、フィジークの象徴でもサーフパンツについてです。

サイズは、ジャストサイズが理想的です。NGなのはぶかぶかすぎるパンツ。不格好なので注意しましょう!※JBBFは裾のところに余裕があるのが理想

カラーは、海が似合うというコンセプトに合わせて青などの爽やかな色がおすすめですが、自身のモチベーションが上がる!!方が大事なので、気に入った色でOKだと思います。

サイズ感・カラーが自分に合っているかなど確認するために、ネットではなく、ショップでしっかりと試着して買いましょう(大会の2~3週間前の身体が絞れてる状態での試着がベスト)。個人的には種類も豊富なムラサキスポーツがおすすめです!

 

●チューブ

ステージ本番前のパンプアップの際にはチューブが俄然役立ちます!

チューブの写真

 

●応援♡

もちろん、これがあると俄然テンションがUPします!!ので、ぜひご友人やご家族を誘って応援に来てもらいましょう!!観戦チケットはネットで前売り販売されています。

応援に来てくれた同僚の写真

同僚の栗山トレーナーも応援に来てくれました♡

 

いかがでしたか?フィジークに出場するイメージが少しは湧きましたでしょうか?この記事を参考に、大会に出る決断をしていただける方が少しでも増えたら嬉しいです!!

たっちー・けんけん・こーへーの3名も、またいつか大会にエントリーすると思うので、会場で私たちのことを見かけたら声をかけて下さい!笑 最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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