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パーソナルジムでのトレーニング指導を知ろう!

皆さん、こんにちは!パーソナルトレーニング特集の2回目の記事です!! 前回の「パーソナルトレーニングジムとは?まずは基本を知ろう!」は、ご覧いただきましたでしょうか?

パーソナルトレーニングジムに入会を考えている方に向けて、そもそもパーソナルトレーニングジムとはどんなジムなのか?以下のような点についてご紹介しました。

・お客さまの目的・目標の達成に向けてトレーナーが最善のサポートをする

・想像しているよりも通いやすい

・短期集中型や中長期継続型のジムがある

・入会後の目標達成までの流れ 等々

そして今回の記事では、皆さんがもっとも気になっているであろう「パーソナルトレーニングジム入会後には、どんなトレーニングをするのか?」という点について、私たちBodyBaseを例にしつつお話をしてまいります。では早速!!

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~パーソナルトレーニングジム特集~
●PART1!! パーソナルトレーニングジムとは? まずは基本知ろう!
●PART2!! 今回の記事  パーソナルジムでのトレーニング指導を知ろう!
●PART3!! パーソナルトレーナーの仕事の裏側をお伝えします!
●PART4!! パーソナルトレーニングジムとしてのあるべき姿を考える ~私たちの想い~

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カウンセリングと目標設定&プラン

入会前には「カウンセリング」を行います。カウンセリングでは、お客さまの目的(例えば、理想とする体型)や、達成したい期間、運動や食事の現状、過去の運動経験、身体に関する不安(腰や肩の痛み)、現在のライフスタイルetc..のお話しを聞きつつ、体組成(体重、体脂肪率、BMI、筋肉量 等)の測定結果とも照らし合わせながら「目的に対して運動や食事にどのように取り組んでいったらよいか」など、入会後の取り組みについて「大まかな方向性」をご説明します。また、料金や予約方法などのサービス面のご説明もおこないます。

カウンセリングを受けたらといって入会が必須という訳でもありませんし、カウンセリングは無料で受けられるジムが多いので、気軽に予約(相談)してみる。また、気になるジムにいくつか足を運んでみることをおすすめします。

ご入会後は、カウンセリングでお聞きした情報や体組成測定の結果をもとに、
①具体的な目標を設定し、

目標達成に向けたトレーニングプランや食事(栄養)への取り組み

を作成&話し合っていきます。前回の記事でもふれましたが、①や②の精度を高めるためにも、カウンセリングの場でトレーナーに「自身のなりたい姿」や「改善したい身体の状態」をしっかりと伝えることが重要となります。

【補足 BodyBaseの場合】ご入会後は約10項目に及ぶ「身体機能評価」をおこなうことで、身体の現状をチェック(動きの適切な評価)をします。これによりプラン、ひいてはトレーニングの精度を高めていきます。

どんなトレーニングをするの?~BIG3を知ろう~

では、本題のトレーニングについてご紹介していきます。目的の違い(ボディメイク、健康増進、腰痛・肩コリの改善 等々)こそあれど、多くのジムが「BIG3」をメインにしたトレーニング指導が行われています。

BIG3?何のこと?ですよね。BIG3とは「デッドリフト」「スクワット」「ベンチプレス」の3種目の総称です。

BIG3は「フリーウエイト(=軌道が確保されていないトレーニング)」となるので、自らで動きをコントロールする必要があります。これにより、マシンを使用したトレーニングと比較して、より多くの筋肉を使うことができ、代謝や内分泌系(ホルモン関係)などに良い影響を与え、筋肉量upや筋力向上も効率・効果的に行えます。

もう少し簡単に。例えば、ボディメイクにおいては、他の種目に比べて全身満遍なく鍛えることができるため、消費カロリーが多いのが特徴です。

車で例えるなら、燃費の悪い走り方をしているようなものです。急ブレーキや急発進をすると車に負担がかかり、その分ガソリンを使うのと同じように、全身の筋肉に負荷をかけるような運動をした方が、より沢山のエネルギーを使うので、痩せやすく・引き締まりやすくなる!というわけなのです。

実際に各種目でどの筋肉が使われるのかを簡単にご紹介します。

①デッドリフト
【使う筋肉】 →臀筋(お尻)・ハムストリングス(もも裏)・僧帽筋中部・下部(背中)

②スクワット
【使う筋肉】→臀筋(お尻)・大腿四頭筋(もも前)・ハムストリングス(もも裏)

③ベンチプレス
【使う筋肉】→大胸筋(胸)・三角筋前部(肩の前側)・上腕三頭筋(二の腕)

 3種目のやり方は別の記事で詳しくご紹介しておりますので、下記のURLからご覧いただけると幸いです。
【デッドリフトのやり方(基本編)】
👉ルーマニアンデッドリフトの基本!! ~外してはいけない3つのポイント~

【スクワットのやり方(基本編)】
👉スクワットマスターへの道 ~スクワットの理解を深めよう編~

【ベンチプレスのやり方(基本編)】
👉そんなに簡単じゃないぞ!! まずはベンチプレスの理解から

 

パーソナルトレーニングジムに通う意義

カウンセリング ⇒ 目標設定&プラン ⇒ BIG3によるトレーニング。ここまでの話だけでは、極論ですが「プランを作成してさえもらえば、あとは24時間ジムでトレーニング(BIG3)をすればOKじゃん!!」となってしまい、パーソナルトレーニングジムに通う意義を見出すには不十分かと思います。

(わざわざ)「パーソナル」で「トレーニング」をする意義として、重要なことを2つご紹介していきます。

 

1.正しいフォームを習得すること

トレーニングの目的が何であれ、共通して言えることは正しいフォームで運動を行うことが重要。という点です。

「採点競技をやっているじゃないんだから、フォームなんてどうでもいい!」と思った方もいるかもしれませんが、正しいフォームというのは、
【✕】見た目的にフォームが美しいということではなく、

【◯】実践しているトレーニングの”効果を最大限に高められる”フォーム(姿勢)である
ということです。

ぱっと見た感じで「綺麗なフォームで出来ている方」はいても、「正しいフォームでできている方はとても少ない」のです。これはパーソナルトレーナーだからこそ分かるのです。ではここで、実際にBodyBaseに通われているお客さまを例をご紹介したいと思います。

【お客様のデータ】
・20代女性・細身の体型

・目的:昔から太いままの太ももを引き締めること(お腹や腕周りなど、太もも以外の部位は既に引き締まっている)

BodyBaseに通う前から太ももを引き締めるために、YouTubeなどを見て自宅でスクワットなどをしていたそうです。スクワットのフォームは以下のようなフォームです。

皆さんは、このスクワットのフォームを見て何か感じることはありますか?
綺麗なフォームじゃないかな?、え?何が悪いの?このように感じる方がほとんどだと思います。

しかし、パーソナルトレーナーの目線から見た時には、以下の3つの問題点があります。

★問題点① 目線が正面を向き過ぎていること

★問題点② 膝が内側に入ってしまうこと

★問題点③ 腰が反り過ぎていること

この3つの問題点があることにより、本来は下半身を引き締めるはずのスクワットの効果が最大限に活かされておらず、結果として”太ももが引き締まらない”状態になっていました。つまり「スクワットを無駄に頑張っていた」とも言える悲しい結果です...

もう一度繰り返します。正しいフォームというのは、見た目的にフォームが綺麗ということではなく、実践しているトレーニングの効果を最大限に高められるフォーム(姿勢)です。

この正しいフォームを引き出す・習得していただくために、パーソナルトレーナーは介在しているのです。そして、その具体方法が以下となります。

 

2.根本の原因を改善する

正しいフォームを習得するためには「なぜそうなってしまっているのか?」この根本となる原因を改善することが重要となります。

先程のスクワットを例にご説明すると…

①目線が正面を向き過ぎている
⇒目線を下げるように矯正をしていけばよいので、比較的簡単に改善します。

②膝が内側に入ってしまうこと
⇒太ももの筋肉が硬いせいで膝が内側に入っていました。よって太ももの筋肉を柔らかくするエクササイズを取り入れていきます。

③腰が反り過ぎていること
⇒腰が反る原因はいくつかありますが、今回のお客さまの場合は”腹筋が弱い”ことが原因で腰を反っていました。

結果、太ももを引き締めるためには👉腰の反りを改善する必要がある。👉その手段として、腹筋を強化する。つまり「太ももが目的なのに、なぜ腰?腹筋?」というような非常に難解?な取り組みに至るのです。

このように、スクワットでなぜ問題が起こっているのか、その原因を見つけることは専門家であるパーソナルトレーナーにしか出来ないことです。このように、目標の達成に向けて最善となる道を歩めることこそ、パーソナルトレーニングジムに通う意義だと考えています。

もちろんそのために!どのようなご要望やお悩みにも対応できるよう、世のパーソナルトレーナー達は日々知識・技術の向上を図っているのです。

 

食事(栄養)の考え方&どんなことをするの?

続いては、食事(栄養)指導、まずは「考え方」についてご紹介していきます。
基本的に、

・3食バランスよく食べる

・無理のない範囲で制限する

・ジムを卒状した後もでも続けられる正しい食習慣の獲得

我々BodyBaseですと、上記のような考え方に基づいた指導を行っています。

ただし、栄養指導に関する考え方はジムによって様々ですので、HPでのリサーチに加え、カウンセリングの際にもしっかりと確認するようにしましょう。

従来はわりと簡単に取り組みやすい「糖質制限」が主流でしたが、最近は無理なくバランスの良い食事制限を基本にしているジムが多いように感じます。

理由としては、無理な食事制限(糖質制限など)をしてしまうと、本来は体にとって必要な栄養素が足りない状態となる。また、体調不良や女性であれば月経障害などを起こすリスクなどもあるからです。

仮に、無理な食事制限によって獲得したカラダだとした場合、
「その身体をキープするために、その食事を一生続けることができますか?」

という点にいきつきます。やはり”一生”は厳しいですよね…そのため、特に「継続型のジム」の場合は、ジムを卒業した後でも続けている「正しい食習慣」を獲得してもらうことが必要(=お客さま自身も学んでいただくことが必要)であると考えています。

 

続いて、具体的な取り組み方法をいくつかご紹介していまいります。

食事アンケート
食事内容のヒアリングと合わせてアンケートを実施します。

お客さまの食事のスタイルをより詳細に把握することで「ライフスタイル」に合わせた食事の指導が可能になります。

例えば、
・苦手な食べ物を踏まえた食事指導

・外食が多い方に対しての食事指導

・お料理をする方(例.奥さま)への伝達を踏まえた食事指導

・忘年会シーズン(食べざるを得ない時期)などを踏まえた食事指導

このように、お客様の現況を把握したのち、トレーナーと一緒に最適な食事の取り組みを決めていきます。

 

●食事内容の定期的な振り返り

当然ですが食事はトレーナーが横に付いておりませんので、振り返り、つまり決めた食事内容の取り組みがしっかりと出来ているか?のチェックがとても重要となります。

チェックというと「ちょっとでもお菓子とか食べていたら怒られそう…」など、ネガティブなイメージを想像されると思いますが、そんなことはありません!(笑)

お客さまの意見にしっかりと耳を傾け、その方にとっての最善のアドバイスを行います!!!私が担当したお客さまとのやりとりをご紹介します。

【お客さまのデータ】
・KKさん・40代女性

・数値:体重64.8kg・体脂肪率35.4% ※メタボ体型

・目的:運動は好きではないがボディメイクのためにジムに通っている

・指導:食べ物は、揚げ物・甘いもの・お肉が好きだが、基本的には食べないように指導している

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●KKさん
「今週は仕事が忙しくて、夜家に帰ってきたらストレスで揚げ物と甘いもの食べちゃいました…」

●パーソナルトレーナー
「そうだったんですね。仕事でストレスがあるとどうしても食べたくなりますよね。ちなみに、食べてしまったのはいつですか?」

●KKさん
「前回ジムに来た日の翌日です…」

●パーソナルトレーナー
「そうなんですね。それ以外の日も、揚げ物と甘いものは食べてしまった日はありますか?」

●KKさん
「実はその翌日も仕事のストレスで、少しお菓子を食べてしまいました…」

●パーソナルトレーナー
「お話を聞いたところ、2日食べてしまいましたが、逆に言うと1ヶ月あるうちのまだ2回しか食べていないということになります。

もちろん、揚げ物と甘いものを食べてしまった事実は変わりませんが、ダイエットは1日で出来た出来ないと、落ち込むよりも1ヶ月を通して、制限出来た日を多くすることが大切です!なので、まだまだ挽回できる策はありますので、そんなにネガティブにならなくて大丈夫ですよ(^^)/」
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このように、お客様の話をしっかりと聞き、その方にとってベストなご提案をするのがパーソナルトレーナーの役割だと考えています。

 

次回の予告

いかがでしたでしょうか。今回の記事では、入会後のトレーニングと食事の取り組みについてご紹介しました。

皆さんが想像している以上に??お客さまのことを考えて指導をしているのです。この点をもう少しご理解いただくために!! 次回の記事では、セッション以外の時間でパーソナルトレーナーはどんな仕事をしているのか?「パーソナルトレーナーの仕事の裏側をお伝えします!」と題してお話ししてまいります。

ぜひお楽しみに!

 

👇パーソナルトレーニングジム特集①

👇パーソナルトレーニングジム特集③

👇パーソナルトレーニングジム特集④

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