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スクワット&デッドリフトは重心を安定させる。重心のズレを改善しましょう。

皆さんこんにちは!おしゅりです。
今回の記事では、スクワットとデッドリフトの重心に焦点を当ててお話をさせて頂きます。

重心って、トレーニングしている際に“つま先に重心がズレているよ!” とか、“かかと重心になっているよ!”と言われる重心のこと?と思った方…その通りです!

この記事を読んでいる方はおそらく、

「スクワットをやっていると体が前に倒れてつま先重心になるな」
「デッドリフトをするとかかと重心になっている感じがする…」

上記のようなことでお困りかと思います。
そのような、重心が安定しない方のために、どうして重心を安定させることが大切なのか?という知識的な解説から、重心のズレを改善する方法までを詳しくっ!お伝えしていきます。

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なぜ重心を安定させることが重要なのか?

まず初めに重心を安定させることの重要性についてお伝えしていきますが、
結論から言うと!重心が安定すると、

スクワットとデッドリフトの挙上重量が伸びる」
「ケガのリスクが下がる」

という効果があります。

なぜなら、重心が安定すると動作の効率が良くなるからです。
(動作の効率に関しては、次の章で詳しく解説していきます)

この2つはトレーニングをしている人なら、確実に押さえておきたい点ですよね。しかし、スクワットとデッドリフトは数ある種目の中でミスが起きやすく、なかなか結果に繋がらない方が多いです。

かくいう私も、スクワット中に腰が痛くなるということを経験していました。情けない話ですが…
ただ、今は重心の位置を安定させた!ことで、腰の痛みなくスクワットができるようになっています!

少し話が反れてしました!すみません!
それでは、まずはスクワットとデッドリフトの重心位置について解説をしていきます。

スクワットとデッドリフトにおける重心位置

スクワット、デッドリフト中の重心の位置は【土踏まず】です。

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それって普通じゃない?とご存じの方も多いかもしれません。ではなぜ土踏まずが良いのかをご存知でしょうか?

それは、土踏まずが一番力を発揮できる位置だからです。
正確には、土踏まずの真上に重りがある状態を作ることで無駄な力を使わず、持ち上げることができるからです。

スクワットを例に見てみましょう。
下の写真、皆さんはどちらの方が安定して重りを持てると思いますか?

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①の写真のほうだ!と感じた方は正解です。
こちらは重心(土踏まず)の真上に重りがあるので、純粋に重りを担いでいる状態となり、無駄な力が入りません=効率が良い。

②は、重りの位置が重心(土踏まず)の真上から前側にズレてしまっているので、前に倒れないように支える為に無駄に力が必要になります。=効率が悪い
また、体が倒れているので【つま先重心】にもなります。

これは立つ時にも影響します。
①の写真のように、重心の真上に重りがある状態であれば「しゃがむ→まっすぐ立つ」の2つの動作をするだけで良いので、動作の効率が高いと言えます。

しかし、②の写真のように背中が丸まり、つま先重心になっていると「しゃがむ→立つ」の他に、「つま先で踏ん張る+前に倒れないように耐える」という+αの動作が必要になるので、動作効率が下がってしまいます。

デッドリフトも同じように、下記写真のように背中が丸まり【かかと重心】になると動作効率が落ち、挙上重量が下がります。

背中が丸まっているので、もちろん腰にも負担がかかります。

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話をまとめると、重心の真上に重りがあることで、今までよりも少ない労力で大きな力を発揮できるようになり、その結果として挙上重量が伸びるのです!

重心がズレる理由

ここでは、重心がズレる理由をスクワットとデッドリフトに分けて解説していきます。

●スクワットの場合

スクワットは、つま先に重心がズレるミスが非常に多いです。その代表的な原因としては足首の可動域制限(背屈制限)があります。
※一般的にいう足首が曲がらない状態

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上記の写真のようにスネが前に倒れる動き(足首が曲がる動き)が少ないと、しゃがむ際に背中が丸まり、つま先重心になります。

●デッドリフトの場合

デッドリフトは、かかとに重心がズレるミスが多いです。
代表的な原因としては、ももの後ろ側(ハムストリングス)の柔軟性が低いことがあります。

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ももの後ろ側(ハムストリングス)の柔軟性が低いと、写真のように背中が丸まりかかと重心になりやすいです。

重心のズレを改善する方法をご紹介!

ということで、ここからは重心のズレの原因となりやすい、足首の可動域&ももの後ろ側の柔軟性を改善していくエクサイズをご紹介していきます。

●足首の可動域改善エクササイズ

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【やり方】

1)写真①のように片膝を立てる

2)かかとが浮かないようにしながら、写真②のようにスネを前に倒す
(スネを倒すときはつま先と同じ方向に向けて倒す)

3)1の体勢に戻る

(1)~(3)を【片脚10回×2セット】繰り返し行います

●ももの後ろ側(ハムストリングス)の柔軟性改善エクササイズ

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【やり方】

1)写真①のように、ラック or 壁に手をつき、背筋をまっすぐにしたままお辞儀をする
(ポイントはお尻を後ろにつきだし、ももの後ろ側の伸び感を感じること)

2)30秒ほど伸ばしたら、写真②の姿勢のように背中を丸めてお尻を床向け、5秒ほど緩める。
(矢印の方向にお尻を向けると緩みやすいです)

30秒キープ→5秒緩める×2セットおこなってください

最後に

スクワットとデッドリフトが上手くできずに悩んでいる方はとても多いです。
トレーニング中は確実にベルトをつけている、そんな声も聴きます。もちろん安全を確保する上でベルトは重要なツールなので着用して頂いて問題はありません。ただ、ベルトをつける前に、
・自分の足首の可動域は十分にあるか?
・ももの裏(ハムストリングス)は硬くないか?
というような体の機能が十分に備わっているか、ぜひ確認をしてみてください!

 

~関連する記事~

 

体幹部の安定性がBIG3に必要不可欠な理由とは

こんにちは!たくにぃです。

これまでの【極める】の記事では、BIG3と呼ばれる「ベンチプレス」「スクワット」「デッドリフト」について、動作の説明やポイントについてお伝えしました。
皆さん、記事を読んでBIG3それぞれの種目への理解は深まりましたでしょうか?
(まだ読んでいないという方は、最後にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください!)
今回からは、それぞれの動作のポイントの深堀りをしていきたいと思います。

まずは、BIG3共通でポイントとして挙がった「体幹部の安定性」についてです。ジムに通っている方などは、トレーナーから「体幹を安定させましょう!」なんて声をかけられたことがあるかと思います。
体幹という言葉はなんとなく分かるものの、その「体幹」を「安定させる」って、どういうこと?なかなかイメージがわかないですよね^^;

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そこで今回の記事では「体幹部が安定しているとは、どういう状態を指すのか?」そもそも「なぜ体幹が大事なのか?」を詳しく解説していきます。

 

体幹部が安定しているとは?

ここでは体幹部=お腹周り(腹部&腰部)として設定してお話しします。

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体幹部は骨で言うところの腰椎(腰骨)のエリアとなります。そしてその周りには様々な筋肉(腹筋や背筋)がついており、体幹部を反ったり丸めたり、捻ったりする際に働いています。

この働きに対しての「安定」です。お腹周り全体の筋肉を同時に適切に働かせる(※腹腔内圧を高める)ことで、体幹部に過負荷がかかった際にも、体幹部が反りも丸まりもせず、まっすぐな状態を保つことが可能となります。

この状態のことを「体幹部が安定している」と言うのです。

※腹腔内圧の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
腹腔内圧とは?~腹腔内圧と呼吸、そして効果的なカラダづくりの関係性~ - ハピネス

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なぜBIG3の際に体幹部(腰椎)の安定が必要なのか?

身体の関節にはそれぞれ、「安定」「可動」という2つの機能があります。
隣り合う関節同士の一方を動かす(可動する)際に、もう一方はの関節は支点(安定する)となるような関係性になることで、私たちはスムーズに体を動かすことができています。

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体幹部は運動の中で、その隣り合う股関節や胸椎(背骨)の動きの支点となります。
スクワットを例にすると、股関節をしっかり動かす(股関節周りの筋肉をしっかり動かす)ためには、その上の体幹部が安定している必要があるということになります。

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一方で、下の写真のように体幹部の安定性に問題があり、動作中に過剰に動いてしまうと、その動きを抑えるために今度は股関節や胸椎の動きが制限されてしまいます。

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BIG3では、股関節や胸椎の可動性が重要です。そのためには、
体幹部が支点となって(安定して)、他の関節の動きを支える必要があるのです。

 

体幹部の安定性のない状態でBIG3を行ってしまうと・・・

以下の画像をご覧ください。

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ここでお伝えしたいことは、「腰椎(腰骨)は構造的に弱い」ということです。

腰椎(腰部の骨)は、胸椎(背骨)のように周りを肋骨で囲まれているわけでもなく、下の骨(骨盤)のように幅が広いわけでもなく、5つの骨が積み木のように積み重なっているだけです。真っ直ぐ直立しているだけであればまだしも、人は1日の中で様々な動きをします。ましてや、BIG3の際にはそれなりの重さを持つことになります。

体幹部の安定性が獲得できていない状態でのトレーニングは、前述した通り股関節や胸椎の動きを制限するだけでなく、この腰椎へ過剰な負荷がかかることになります。

その結果、「慢性腰痛」や「ぎっくり腰」さらには「椎間板ヘルニア」「腰椎分離症・滑り症」などの発症へと繋がってしまうケースもあります。

そのため、BIG3を実施する前提として、必ず体幹部の安定性(腹腔内圧)を高めて動作を行う能力があるということが必要不可欠となります。

 

快適なトレーニングライフに向けて

BIG3における体幹部の重要性を感じて頂けましたでしょうか。
体幹部の安定性があることで、安全に、適切な動作で、漸進的にBIG3のトレーニングを行うことが可能となります。

もちろん、体幹部の安定性は必要条件の1つであって、他にも必要な要素はあります。トレーニングへの理解が深まると、トレーニング自体の質が高まることは言うまでもなく、自分の弱点を理解し、ウォーミングアップや日々のコンディショニングで何をする必要があるのかもわかってきます。

今後もBIG3の深堀を続けていきますので、知識を深めて、快適なトレーニングライフを送りましょう!

 

~関連する記事~

新年あけましておめでとうございます!

ハピネスをご覧のみなさま、
新年あけましておめでとうございますm(_ _)m

おしゅりです!

たっちーです!

ななねぇです!

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昨年12月1日にスタートしましたこのハピネス、早いもので、もう1ヶ月がたちました。
記事の作成が、なかなかハードですが ^^;
今年もバシバシUPしていきます!

健康応援のカテゴリーでは、、、
カラダが気になる皆さまへ、簡単にできる運動から食事のワンポイントアドバイスまで、今日から直ぐに取り組めることをお伝えしていきます❤❤

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カラダづくりのカテゴリーでは、、、
ボディメイクをしたい!がんばっている!という皆さまへ、トレーニングの基本から応用まで、ご自宅でもできる取り組みをご紹介していきます。もちろん、栄養のポイントもご紹介していきます!

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そして、カラダを極める!のカテゴリーでは、、、
ジムに通っている方や、もっとカラダを極めていきたい!という皆さまへ、効果的にカラダを追い込むお得な情報や、マニアックな栄養情報をお伝えしていきます!

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みなさまの”より豊かなライフスタイル”へのお手伝いをすべく、
ハピネスライター一同、がんばってまいります!どうぞご期待ください!

それでは、本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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ルーマニアンデッドリフトの基本!! ~外してはいけない3つのポイント~

こんにちは。たっちーです!皆さんはデッドリフトという種目を聞いたことがありますか?

「デッドリフト」トレーニングのBIG3と言われており、ベンチプレススクワットに並ぶ種目の一つです。

一般的なデッドリフトというと、背中をメインで、下半身をサブで鍛える種目だと認知されていますが、今回は下半身をメインで鍛えるトレーニングである
ルーマニアンデッドリフト、その基本について紹介していきます。

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ルーマニアンデッドリフトとは?

ルーマニアンデッドリフトはお尻(大殿筋)もも裏(ハムストリングス)をメインで鍛える種目です。

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さまざまな種類やバリエーションが存在するデッドリフトの中で、なぜ今回はルーマニアンデッドリフトを紹介するのかというと、、、

・お尻&もも裏の大きい筋肉が鍛えられる。

・姿勢を維持するために背中や体幹の筋肉なども同時に働くため エネルギーの消費が多いトレーニング
 →理想とする下半身に近づくことができ、ダイエットしている方にもオススメ!!

・(同じお尻を鍛える種目であるスクワットと比較しても)動かしている関節が少ないため、難易度が低い。

このように多くのメリットがあるからです。私は股関節周りが硬くスクワットが苦手なのですが、ルーマニアンデッドリフトなら、お尻やもも裏にうまく効かせることができるため、自身の日頃のトレーニングに導入しております!

 

動作の説明

それでは、やり方を説明していきます!

①スタート姿勢

足を腰幅に開き、バーは肩幅よりもやや広めで握ります。そして胸を張ります。
胸を張ったら、バーを持ち上げます。これがスタート姿勢になります。
※持ち上げるときに胸を張れていないと、背中が丸まり怪我のリスクが高まります。

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②バーを下ろす

お尻を後ろに引きながら、、、バーをおろしていきます。
膝は少しだけ曲げてくださいね。その際に、頭から腰までを一直線にキープし続けます。

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※バーをおろす高さは股関節周りの硬さによって異なります。おろしすぎると腰が丸まってしまうので注意が必要です。

 

③スタート姿勢にもどる

バーをおろしたら、後ろに引いたお尻を戻しながら、、、スタート姿勢まで戻ります。

以上が基本の動作となります。

 

ルーマニアンデッドリフトで外してはいけない3つのポイント!

 ルーマニアンデッドリフトの際に外してはいけないポイントは以下の3つです。

★Point1 胸を張る

★Point2 体幹を安定させる

★Point3 重心の位置

それでは、これらのポイントの解説していきます!

 

①胸を張る

動作中は常に胸を張りましょう!胸を張れないと写真のようになってしまいます。

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背中が丸まっていますね…
これでは腰に負担がかかり、腰を痛めてしまう可能性が高まります。胸を張ることは、動作説明の②「バーを下ろす」でお話しした、頭から腰までを一直線にするための重要なポイントです。

胸が張れていると、後ろから見た時に綺麗な姿勢になりますよ。

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【左】:胸が張れている状態 【右】:胸が張れず、肩があがってしまっているのでNG

 

②体幹を安定させる

簡単に言うと「お腹に力が入っている状態」です!
※詳しくはこちらの記事へ!! 体幹部の安定性がBIG3に必要不可欠な理由とは

お腹に力が入っていないと体幹は安定しません。その結果、下の写真のように腰を反ってしまったり、もしくは先ほどの写真のように背中が丸まってしまいます。

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繰り返しとなりますが、バーを下ろす時は「頭から腰までを一直線」にする。この頭から”という点が重要になります。

なぜ首、背中からではなく👉【頭】も真っ直ぐにする必要があるのか?

バーをおろし、持ち上げるときに顎が上がっていると首のあたりに過剰に力が入ってしまいます。その結果、ナーバスな部位である首に強い筋肉痛のような痛みがでてしまう可能性があります。もし動作中に痛みが出たら中断して、再度フォームを確認しましょう。

 

③重心の位置

重心の位置がしっかりしていないと、お尻ともも裏の筋肉を上手く使うことができません。親指、小指、かかとで、しっかりと床を押すようにしましょう!

・動作中につま先が浮いてしまう方 👉「上半身が倒れていない」

・かかとが浮いてしまう方 👉「お尻を後ろに引けていない」

などが考えられます。

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以上が外してはいけない3つのポイントでした。ルーマニアンデッドリフトの理解は深まりましたでしょうか?

まずはこの3つのポイントを基本としてマスターしましょう。お尻ともも裏の筋肉をうまく使えるようになり、そして怪我をする可能性も低くなるため、とても重要になります!

今後の記事では、3つのポイントについて更に細かく詳しく解説しています。ぜひ下の「ルーマニアンデッドリフト総集編」の記事リンクからチェックしてみてください!!

最後までご覧いただきありがとうございました!またお会いしましょう!

 

~関連する記事~

スクワットマスターへの道 ~スクワットの理解を深めよう編~

こんにちは!ハピネスライターのけんけんです。
今回僕が紹介するトレーニング種目は

「スクワット」です。

スクワットはトレーニングのBIG3と言われ、ベンチプレス、デッドリフトと並ぶ代表格の種目です。

誰もが一度は耳にしたことがあり、多くのかたが一度はやってみたことがあるのではないでしょうか?
しかし、いざスクワットを行ってみると、、、

・今のフォームが合っているのか不安・・・
・スクワットすると腰が痛くなってしまった・・・
・もも前ばかり効いてしまう・・・

こんな悩みを持つ方が多いのではないでしょうか。

僕も以前はスクワットで腰を痛めてしまったことがあります。
しかしスクワットをマスターしたことで、今では腰を痛めることなく、理想の下半身を目指して楽しくスクワットをおこなえています!

そこで、これから僕が皆さんのスクワットでの悩みを解決し、スクワットマスターに向けてサポートいたします!

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簡単そうに思えるスクワットですが、実は多くのポイントがありますので、何回かに分けてお伝えしていきますね!

第1回のテーマは、スクワットの理解を深めましょうです。
何はともあれ、まずはここからです!
この記事を読んでスクワットマスターへの第一歩を踏み出しましょう!

スクワットとは?

スクワットでは主に下半身をメインに鍛えることができます。
お尻(大殿筋)、ももの前(大腿四頭筋)、ももの裏(ハムストリングス)などです。
ちなみに僕の苗字はももせです!

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左;お尻 真ん中;もも前 右:もも裏

スクワットを行うメリットは、以下の通りです。

・股関節・膝関節など、多くの関節・筋肉を動かすため、消費エネルギーが多い

・スクワットを軸とした色々な種目を行うことができるようになる

・お尻・脚が引き締まりやすくなる

スクワットを習得することでダイエット・ボディメイクが捗り、皆さんの理想の体に近づきますよ!

動作の説明

続いては、スクワットの動作についてお伝えしていきます。

1)バーの真下に入り、バーを担ぎます。
→担ぐ位置は首の付根あたりです。

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2)パワーラックの真ん中へ移動します。
→足幅は肩幅程度に開き、つま先はやや外側に向けます。

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3)そこから真下にしゃがみます。
→理想は太ももが床並行まで降ろします。

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鏡に写っている えりぽん&ほっしーが僕を応援しています!

4)真上に立ち上がります。

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以上が基本的なスクワットの動作となります。
あとは自分の身体や感覚に合わせて微調整が必要となります。

スクワットを行う上で抑えておきたい3つのポイント

①重心の位置

重心の位置は足の裏の真ん中が理想です。
動作中にかかと・つま先が浮いてしまっている人は、重心が前や後ろに行ってしまっている可能性が高いです。
真ん中に重心があることで床をしっかり押すことができ、力強く立ち上がれます。

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②体幹部の安定

体幹部とはお腹周りのことです。体幹部が安定していないと腰を反ってしまう事や、丸まってしまい怪我のリスクにつながってしまいます。

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③呼吸を止めない

動作中に息を止めすぎていると酸欠を起こす可能性があります。
ですので、基本は下ろす時に息を吸い、立ち上がる時に息を吐くようにしましょう。

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以上が抑えておきたいポイント3つでした。

いきなり全てのポイントを完璧にするのは難しいですよね。
今日は特にこのポイント意識しようなど【テーマ】を持つと習得も早くなりますよ。

今後の記事では、
【抑えておきたいポイント】の深堀り
→体幹部を安定するにはどうしたら良いの?など
【スクワットのよくあるNG】などについて、より詳しく解説していこうと思います。

この記事を参考に、少しずつスクワットの習得目指して一緒に頑張りましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。

~関連する記事~

そんなに簡単じゃないぞ!! まずはベンチプレスの理解から。

こんにちは!ハピネスライターのたくにぃです!
「カラダを極める!」、記念すべき初回でピックアップするトレーニングは、

「ベンチプレス」です!

男性も女性も誰もが憧れる?カッコイイ胸筋を作るために、
フィットネスクラブでは、パワーラック、スミスマシン、ダンベルゾーン等で多くの方々が日々大胸筋と向き合っています。もちろん、私もそのうちの1人です(笑)

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その中でも、「ベンチプレス」はトレーニングのBIG3とも呼ばれ、スクワットデッドリフトと並ぶ代表的なトレーニングの1つです。多くの方が、1度はジムでチャレンジしたことがあるのではないでしょうか。

メジャーなトレーニングであるため、「上半身を鍛えるなら、まずはベンチプレスから!」ともなりやすいのですが、、、

実は、ベンチプレスはそんな簡単な種目ではありません!!

そのため、

「胸に効いている感じがない・・・」
「腕が疲れてしまう・・・」
「肩が痛くなってしまった・・・」
「限界にチャレンジしたら腰が・・・」

という方の声も残念ながら少なくありません(T_T)

また、ベンチプレスを日々実施している方でも、適切なフォームでできていないことがあります。
(これ、自分の動画を見て初めて気づくパターンです・・・)

ということで、まずは適切なフォームを身につけるためにも、ベンチプレスの理解を深めていく内容をでお伝えします。
今回の記事を読んで、ベンチプレスマスターへの第一歩を踏み出しましょう!!

ベンチプレスとは?

ベンチプレスとは、以下の写真のような動作です。f:id:bodybase:20211130170421p:plainf:id:bodybase:20211130170428j:plain

メインターゲットは大胸筋。補助筋として上腕三頭筋(二の腕)や三角筋(肩)が鍛えられます。

また、動作を安定させるために、背筋群や体幹部、下半身の筋肉も含め、多くの筋肉を動員するため、大胸筋を鍛えたい方だけでなく、ダイエットのために、たくさんエネルギーを消費したい方にもオススメのトレーニングです。

一方で、多くの関節・筋肉をコントロールすることが求められるため、難易度の高いトレーニングとも捉えることができます。

動作の説明

続いては、ベンチプレスの動作についてお伝えしていきます。

1, まずはベンチに仰向けになる
・おおよそバーの真下に目線がくる位置にセットf:id:bodybase:20211130170513p:plain

2,足のポジションをセットしてバーを握る
・握る位置:バーを下ろす際に前腕が床と垂直になる位置
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・足幅:自分が踏ん張りやすい位置(目安:膝は約90度、つま先と膝をやや外側に開く)

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3, バーを鎖骨の真上までもっていくf:id:bodybase:20211130170552j:plain

4, バストトップまでバーを下ろしていくf:id:bodybase:20211130170556j:plain

5, 真上に向かってバーを押し上げるf:id:bodybase:20211130170559j:plain

以上が、基本的な動作となります。あとは自分の身体や感覚に合わせて微調整が必要になります。

※過去の怪我や競技歴によって身体に構造的な問題がある方は、この動作でも痛みが生じる可能性があります。

ベンチプレスを行う際に外してはいけない3つのポイント!

ここでは、ベンチプレスの際に外してはいけないポイントについてお伝えしていきます。
つまりは、ここができていないと、前述したような様々な問題が生じてきます。

 ①肩甲骨のポジショニング

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ベンチプレスでメインとして動くのは上腕骨(腕の骨)です。その上腕骨が理想の軌道で動くためには、その腕の動きを支えている肩甲骨が良い位置で安定していなければなりません。
例えば、弓矢をイメージしてみてください。弓の部分がグラグラと上下左右に動いていては、理想の軌道で矢を飛ばすのは難しいですよね・・・f:id:bodybase:20211130170609j:plain

②胸椎の伸展f:id:bodybase:20211130170613j:plain

①のように肩甲骨を良い位置で安定させるためには、胸椎の伸展(背骨をしっかり反る)ことが必要になります。
ここに問題があると、肩甲骨が外れやすくなってしまうため、腕や肩への負担が増える要因ともなり得ます。

③体幹部の安定
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②のように胸椎の伸展を出すためには、その土台となる体幹部(お腹周り)が安定していなければなりません。

体幹部が安定しているからこそ、「胸椎の伸展→肩甲骨のポジショニング→大胸筋をしっかり働かせながらバーを持ち上げる」ことが可能となります
また、高重量をチャレンジする際に、下半身からの力を上半身へと連動させることも難しくなります。

まとめ

ベンチプレスへの理解は深まりましたでしょうか?
ベンチプレスはやろうと思えば、誰にでもできてしまいます。
しかし、「正しくできているか」「目的に合わせて効率よくできているか」はまた別の問題となります。

特にベンチプレスがうまくできないという方は、「外してはいけないポイント」のどこかの要素に問題がある可能性があります。

今後の記事では、今回挙げた「外してはいけないポイント」の深堀りなども含め、ベンチプレスのより詳細な部分を書いていきたいと思います。

ぜひ、読破して実践して、ベンチプレスマスターになりましょう!!

最後までご覧いただきありがとうございました!それではまた!

 

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